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板橋区大山にあるオレンジの不動産屋アメニシティの日常

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2016年06月15日
ブログ

孤独死発見を経験する事に

先月とうとう経験する事になってしまいました。

入居募集をさせてもらっている物件の隣地の方から連絡あり。

隣地の方「数日前からこの建物で異臭がしてハエも飛んでます。においがこっちに来るからなんとかしてください。」

「すぐに行きます。」

と言って現場に着いたら警察も呼ばれていたみたいで合流。

ある部屋の排気口から確かに異臭がするので発生元はすぐにわかりました。

電気メーターは回っている。

インターホンを押しても応答がない。

入居者に電話をしてもつながらない。


警察に安否確認として鍵を開けましょうという話になったのですが、この物件、入居中の管理は貸主様(法人)がする事になっていて弊社では鍵を預かっていません。

貸主様にすぐに連絡は付いたのですが、もともと貸主様の場所が車で40分くらいかかるところなのでしばらく警察と待つ事に・・。

警察「このにおい経験ありますか?」

私「いえ。でもだいぶきついですね。」

警察「これたぶん覚悟しておいた方がいいですよ。」

私「そうですか・・。」

確かに今まで経験した事のあるゴミ屋敷状態の部屋の異臭とは系統が違いましたから腹はくくりました。


しばらくして貸主様が到着。

警察、貸主様、私で安否確認として、いざ入室。

部屋は真っ暗で、外よりさらにきついにおいが漂ってます。

電気を付けて、警察が先頭で奥まで入っていくと

警察「亡くなってますね。」

私も遠目で確認しましたがベットで寝ていた状態で亡くなっていました・・。


この後は警察が連絡を取り合い、その日のうちに遺体を運び出して翌日に鑑識となりました。

亡くなった借主様はもともと両親子供兄弟など近い身内がおらず、保証会社に加入して契約していました。

よって唯一連絡が取れる緊急連絡先の親戚の方が遠方にも関わらず鑑識の翌日には上京してくださり、身元の引き取りと遺品貴重品の回収をおこなってくださりました。

貸主側としては早く部屋をきれいにしないと周囲にご迷惑をかけてしまいますので、残置物の撤去、原状回復工事を迅速に手配しているところです。


近年、賃貸で加入する保険には入居者が部屋で死亡した際の残置物撤去費用や原状回復工事の費用が保険金でおりる場合があります。

今回はその保険が使えそうなので貸主の支出は少なく済みそうです。


ただし次の入居募集時では当然告知事項になるので、賃料は相場より下げざるを得ないです。

警察も言ってましたが近年、高齢化が進み孤独死が増えているそうです。

どうしても単身で住んでいると部屋で急変しても誰も気付けずそのまま亡くなってしまい、数日後に異臭などで発見される事になります。


不動産の仕事をしていると孤独死問題は避けては通れませんので、貸主様と共にリスク回避の方法を真剣に考えなければならない時代になりました。

日々、勉強です。

板橋区に地域密着の不動産会社 株式会社アメニシティ

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この記事を書いた人
山口 輝成 ヤマグチ キセイ
山口 輝成
板橋区で生まれ育ち、愛着があるこの街で不動産会社を設立しました。 「理想の住まいを見つけるには信頼できる不動産会社に出会う事」 その信頼に応える為、お客様へ最適な物件情報、住まいの役立つ知識を、真心込めてご提供致します。
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