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板橋区大山にあるオレンジの不動産屋アメニシティの日常

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2021年08月29日
ブログ

板橋区内の屋根裏にハクビシン

先日、建物の入居者様から連絡がありました。

「最近、屋根裏で小動物がバタバタ走り回る音がするんです。」

「最初はネズミかと思ってたんですが、音の大きさからしてもう少し大きい生き物のような気がします。」

との事。

他にも同じような話が数件あり、これは屋根裏に何かいるなという事で調査を開始。

おそらくネズミか、ネズミに近い生き物がいると推測し、害獣駆除業者に調査を依頼しました。

たまたま空き部屋が1つあったので、まずその部屋の浴室天井にある点検口を開けて、屋根裏を確認。

業者さん曰く、ネズミなどがいるとだいたい屋根裏に糞があったりして、その糞の形でネズミの種類もわかるそう。

ただ今回は糞もないし、木材やコードをかじった形跡もありませんでした。


そこで、業者さんが屋根裏に赤外線カメラを1週間設置してくれることになり、これで様子をみる事に。


そして1週間後。

業者さんから連絡があり

「赤外線カメラの映像にハクビシンが映ってました。」


ハクビシン!?

たまに見たという人を耳にしますが、まさかこんな身近なところにいたとは。

とりあえず業者さんから届いた赤外線カメラの映像を見てみると...

うわっ!

右からハクビシンがフレームイン!

ハクビシン、漢字では白鼻芯と書くそうで、文字通り額から鼻にかけて白い線があるのが特徴です。

食肉目ジャコウネコ科ハクビシン属に分類される食肉類。

ネズミよりも断然大きく、どちらかと言うとイタチサイズですね。

ただ駆除業者さんが言うには、このハクビシンはまだ子供と大人の間くらいで、この後もう少し大きくなるらしいです。

ハクビシンは非常に繁殖力が高い害獣のようで

①約10ヶ月で大人になる

②妊娠すると2ヶ月後に出産

③1度に1~5匹くらい出産

④1年中妊娠できるので再び妊娠・出産を繰り返す


近年、日本でもハクビシンが畑作物や果樹を食べ荒らす被害や、住宅に侵入して家具を破損させる被害も出ているそうです。

シッポながっ!

映像では右からノソノソ現れて、左へ去って行きました。



↓動画もご覧ください。↓

赤外線カメラの映像により、屋根裏で走り回っていた生物はハクビシンだったという事はわかりました。

この状況を踏まえて、ハクビシンがどこから侵入しているのかを突き止める為、駆除業者さんが建物まわりをくまなく調査します。



その結果...

建物の裏手にエアコンの室外機があり、その室外機をずらしてみると...

床下につながっている開口部がありました。

ここは床下換気口と言って建築上必要な開口部です。

ただ本来ここには固い網のような物が付いていて、空気は通るが動物などは入れないようになっているべき所。

それが何らかの理由で付いていなかったようです。

おそらくハクビシンはこの床下換気口から床下に入り、そこから奥にある壁と壁の隙間を登って、屋根裏に移動しているという事でした。


駆除業者と相談した結果、今回はハクビシンが建物の外に出たのを確認できた時点で、床下換気口を塞いでしまうという方法を実施する事に。

ハクビシンを追い払う仕掛け

ハクビシンは夜行性なので夜になると餌を探しに外へ出ます。

そして餌を食べ終わると寝床にしている場所へ戻ってくる習性があります。

そこで建物の侵入口になっていた場所に仕掛けを設置。

固めの網の中央に数ヶ所切れ目を入れて、少し外側に広げます。

これを侵入口に設置すると、床下の中にいたハクビシンは外には容易に出ることはできます。

ただ外から中に入ろうとすると、外側に折り曲げた固めの網がハクビシンの体に刺さり、嫌がって床下に入る事を諦めます。


この状態で1週間待ちました。

1週間あればハクビシンは1度は外に出ます。

そして外に出ると中には入れないようになっています。


その後、床下にハクビシンの出入りがない事を確認する為に、赤外線カメラを設置してさらに1週間様子を見ました。


そして1週間後、赤外線カメラの録画映像にはハクビシンの姿は映っていませんでした。

念の為、入居者様にもヒアリングをしたところ、床下換気口に仕掛けをした数日後くらいから、屋根裏をバタバタ走り回る音がしなくなったという話も聞けました。


どうやらハクビシンの追い出しには成功したようです。

最後の仕上げとして、今後外からハクビシンや他の害獣が侵入しないように、床下換気口にステンレス製の穴あきプレートを設置しました。

今回の対応でハクビシンの事を調べる機会が何度かありましたが、板橋区の全域でハクビシンによる被害が増えているそうですね。

板橋区のホームページでも注意喚起がされていました。
https://www.city.itabashi.tokyo.jp/tetsuduki/pet/gairai/1002229.html



賃貸経営の観点から考えると、以下の行動が重要だと思います。

①害獣を建物内へ入らせない為に侵入口の確認・封鎖。

②害獣の餌になるゴミをあさられないように、ゴミ出しルールの徹底、ゴミ置場の清掃や整理整頓。


参考になれば幸いです。

この記事を書いた人
山口 輝成 ヤマグチ キセイ
山口 輝成
板橋区で生まれ育ち、愛着があるこの街で不動産会社を設立しました。 「理想の住まいを見つけるには信頼できる不動産会社に出会う事」 その信頼に応える為、お客様へ最適な物件情報、住まいの役立つ知識を、真心込めてご提供致します。
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