株式会社アメニシティ
板橋区大山にあるオレンジの不動産屋アメニシティの日常
blog 2018年11月02日
ブログ
耐震・制振・免振の違い
先日ニュースで、オイルダンパー(免震・制振用装置)の検査データ改ざん問題が話題になりました。
今回は皆さんがお住まいの建物の構造について、基本知識をお伝えしたいと思います。
マンションの構造は主に、耐震構造・制振構造・免振構造に分類されます。
それぞれの構造タイプごとに特徴がありますので、今回はその特徴をご紹介します。
耐震構造とは
太くて頑丈な柱・梁(はり)で建物自体で振動に「耐える」構造です。
地震のエネルギーが直接建物に伝わる為、他の構造に比べて揺れると言われます。
現在、建てられているマンション等の多くがこの耐震構造になります。
制振構造とは
建物内にダンパー(振動軽減装置)を設置し、地震のエネルギーを吸収し、振動を抑え「制御する」構造です。
高層マンションに使われるようになってきた構造になります。
地震だけでは無く、台風などの強風にも強く、耐震構造より揺れは抑えられます。
免振構造とは
建物と基礎の間に免震装置を設置し、地面と建物を切り離すことで振動を「免れる」構造です。
建物自体の揺れを軽減し壊れにくくなります。
他の構造に比べて工事費が高くて工期が長くなることから、賃貸マンションでの普及は今一つというところです。
一般的な賃貸マンション及び分譲マンションの多くはコストが最もかからない耐震構造です。
タワーマンションの中には免震構造の建物があり、コストがかかるぶん販売時の売りにもなっています。
マンションを購入する際は、構造にも気を配って検討するのも大切だと思います。
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この記事を書いた人
山口 輝成

板橋区で生まれ育ち、愛着があるこの街で不動産会社を設立しました。
「理想の住まいを見つけるには信頼できる不動産会社に出会う事」
その信頼に応える為、お客様へ最適な物件情報、住まいの役立つ知識を、真心込めてご提供致します。
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