気持ちのいい退去立ち合い

本日は賃貸の解約で退去立ち合い。

最近の賃貸借契約では退去時のルームクリーニング代は借主負担としている契約がほとんどです。

つまり後日、専門業者によるルームクリーニングを借主負担でおこなうので、極論を言えば借主は私物だけ出せば掃除はしなくてもいいのです。

ですがそうは言ってもまったく掃除をせずに

キッチンは油まみれ・・

浴室の排水口には毛がびっしり・・

洗濯機の防水パンは埃まみれ・・

トイレの便器は黄ばみ放題・・

など、入室するのも嫌になるくらいひどい状態で退去していく人も中にはいます。


少しでも大家さんや部屋に対して「今までお世話になりました。」の気持ちがあれば、表面だけでもさっと掃除をする心配りが欲しいものです。

では、今回の借主様はというと・・

こちらが恐縮してしまうくらい綺麗に掃除をしていただいておりました。

こういう状態での退去立ち合いでは自然とお互いに笑顔になり、敷金の精算に関するお話も円満に進みます。

この借主様とお会いしたのは最初の入居申込み、次に契約手続き、本日の退去立ち合いの3回のみ。

それでも最後、この部屋の状態を見ただけで借主様の相手を思いやる人間性がよくわかりました。

人としての気配り、心配り大事ですね。

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