葬式費用は相続財産から控除

親族などが亡くなり自分が遺産を相続する場合、その金額及び評価額に応じて相続税がかかります。

そして相続税を計算する場合、被相続人が残した借入金などの債務を遺産総額から差し引くことができます。

それによって相続税が安くなるという事です。

そしてその債務以外にも、一定の相続人が負担した葬式費用も遺産総額から差し引くことができます。

①火葬・埋葬・納骨をする為にかかった費用

②遺体や遺骨の回送にかかった費用

③葬式の前後に生じた費用で通常葬式にかかせない費用

④葬式にあたりお寺に対する読経料などの費用

⑤遺骨の運搬にかかった費用


上記の費用は結構まとまった金額になると思うので、しっかりと支払った証明を残し、葬式費用として計上した方が良いと思います。

①香典返しの為にかかった費用

②墓石や墓地の買入れの為にかかった費用


身近な人が亡くなった悲しみで普段の思考が回りづらい状況かもしれませんが、こういう時こそ冷静になって自分の為になる知識を活用しましょう。

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