借り手が喜ぶシステムキッチンとは？

賃貸マンションの空き部屋のキッチンを新しいシステムキッチンに交換する時、よく大家様と打ち合わせする事があります。

それは...

ガスコンロの数を優先するか、調理スペースを優先するかです。

間取りが1LDK～2LDKくらいの部屋の場合、システムキッチンの幅が165㎝か180㎝が一般的です。

その時にビルトインガスコンロを2口にするか3口にするかを決める事になります。

当然ガスコンロの口数も多いに越した事はありません。

ただし口数が多くなるという事はガスコンロ自体のサイズも大きくなります。

そうなるとキッチン中央部の調理スペースが縮まる事になります。

上記のようにガスコンロの幅が約10㎝くらい広がります。

逆に調理スペースの幅が約10㎝くらい縮まります。

今まで弊社が空き部屋を案内したお客様や、退去立ち合いした入居者様から聞かれた意見は...

「ガスコンロが3口あるに越したことはないが、それによって調理スペースが狭くなるくらいなら2口でも十分」

という意見が多く聞かれました。


要は調理スペースの広い方が借りる人にとって好まれるという事です。

確かに退去した部屋の3口ガスコンロを見ていても、使用感が残っている口は大抵1ヶ所か2ヶ所です。

相当な料理好きな人以外は2口ガスコンロで十分というのが弊社の経験上での見解です。


よって165㎝や180㎝のシステムキッチンを導入する場合、貸す側としてはガスコンロは2口にして隣の調理スペースを広くする選択が、今の借り手のニーズに合っているという事ですね。

参考にしてみてください。

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