オープンキッチンにリフォーム

住まい探しをするお客様に人気がある設備のひとつに『対面式キッチン』があります。

対面式キッチンとは、キッチンがリビング側に向いているキッチンの事です。

小さい子供がいるお母さんが子供から目を離さずに料理ができたり、料理中でも家族とのコミュニケーションが取りやすい点で人気です。

近年ではこの対面式キッチンの中でもオープンキッチンが好まれています。

従来の対面式キッチンはキッチンの正面部分だけが開口しているのが一般的でした。

オープンキッチンとは、上記のようにキッチン側面の壁や、上からの垂れ壁がないようなキッチンの事を言います。

リビングとの仕切りが減って部屋全体が広く感じる事ができます。


ここでお勧めしたいのが、もし対面式キッチンのキッチン部分が老朽化して、交換のリフォームが必要になった場合、同時に仕切っている既存の壁も取り払ってオープンキッチンにするという事です。

キッチンを見てわかりますが、上の垂れ壁をなくすとその内側に付いていた吊り戸棚もなくなります。

すると収納部分が少なるというデメリットもあります。

ですが今まで何人かのお客様に意見を聞いたところ、吊り戸棚は高い位置にあって使いづらいので、それよりも開口部が広くなった方が良いという意見が多かったです。

リビング側のカウンター部分の高さについて、キッチンと同じ高さにしてしまうとリビング側からキッチン雑貨などが丸見えになってしまいます。

そこでキッチンより20cmくらい高い位置にカウンターを設置することにより、キッチン内部の目隠しになります。

全ての人がオープンキッチンを好むとは限りませんが、今までお部屋を案内してきたお客様の反応が良かった設備のひとつではあります。

便利で使いやすいという入居満足度の高さが、結果的に空室リスクを抑える事につながります。


もしこの先、大家様・賃貸オーナー様がキッチンを交換するリフォームをお考えの際は、オープンキッチンの事も考えてみてはいかがでしょうか。

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