決まる部屋はバランスがいい

本日は東武東上線の「上板橋駅」・「ときわ台駅」・「中板橋駅」周辺で6件の賃貸物件をご案内しました。

その中でお客様に気に入っていただいた物件があったのでお申込みとなりました。

もともとご来店時の接客で数多くの物件を紹介していて、その中から厳選した6件を内見しているので、どの物件も良いところはいろいろありました。

ただしその中でお客様が「この部屋いいなぁ。」と思う物件は、たいていバランスがいい物件です。

バランスがいい物件とは、お客様が部屋を選ぶ時に気にする項目の満足度が平均的に高い物件の事です。


例えば点数で表すと・・・

 
Ａマンション
●最寄り駅からの近さ・・・90点

●部屋の広さ・・・70点

●日当たりの良さ・・・70点

●設備グレードの高さ・・・95点

●部屋の綺麗さ・・・90点

合計415点



Ｂマンション
●最寄り駅からの近さ・・・80点

●部屋の広さ・・・80点

●日当たりの良さ・・・80点

●設備グレードの高さ・・・80点

●部屋の綺麗さ・・・80点

合計400点

 

Ａマンションの方が各項目の合計点は高いですが、だいたいお客様が気に入る物件は各項目全てが平均点以上のＢマンションです。

この要因は日本人特有かもしれませんが、ある一部の良い点が突出している物件よりも、極端に悪い点がない平均的な物件を好む傾向があるように思えます。


これを大家さんが賃貸経営に生かすとすれば、現在募集している部屋があって、良いところを伸ばすか、悪いところを改善するかを迷っていたら、後者の方が効果的という事ですね。

あくまで経験に基づく個人的見解ですが、よろしければ参考にしてください。

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