板橋区大山にあるオレンジの不動産屋アメニシティの日常
blog家も手入れ次第
最近、戸建て購入検討のお客様が多くなり、日々内見を繰り返しています。
同じ不動産購入でも戸建てとマンションとでは重要視する点も違います。
そのあたりお客様がなぜマンションではなく戸建てを選んでいるのか?という気持ちも、会話の中から聞き逃さない事も不動産仲介において大切な仕事のひとつです。
先日、数件の戸建てをご案内した時、こんな事がありました。
①築2012年築の戸建て。約7年経過。
②築1996年築の戸建て。約23年経過。
築年数以外の広さ、間取り、場所、価格は大体同条件です。
物件資料を見る限りでは①の方が築浅だったので、お客様的にも①の方が第一候補でした。
そしていざ①の戸建てを内見してみると・・・。
床の至る所に家具を擦ったような深い傷があったり、クロスに小さいお子様が書いたと思われる落書き、そして2ヶ所ほど壁に穴が・・。
むしゃくしゃしてパンチでもしてしまったのでしょうか・・。
そしてタバコのヤニで汚れた部屋もありました。
正直、お客様の抱いていた『築浅=室内綺麗』というイメージが覆ってしまい、少し困惑しておりました。
逆に次に内見した②の物件。
築21年も経っていればある程度リフォームもしないと住めない状態かなとお客様も覚悟していました。
ところが売主様のこれまでの使い方がとても丁寧だったのか、クロス・床・建具・設備どれもこのまま使えるぐらいの綺麗さ!
聞いたところによると、数年ごとに安価な修繕はしていたとおっしゃってはいましたが、それを抜きにしても使い方の丁寧さが見るだけでわかるくらい綺麗で、内見したお客様も築年数を忘れるくらい感動していました。
こういう手入れが行き届いている物件を見ると、売主様のお人柄も良く見えてしまうものです(笑)
2件内見した結果、お客様の好印象物件は後者の②になったことは言うまでもありません。
お客様 「家って築年数だけで判断するものではないですね。今日の内見でよくわかりました。」
私 「物件資料だけでは室内の状態はなかなかわかりませんので、気になったらとにかく内見をする事が大切です。その知識が蓄積してくると、いざいい物件が出た時にすぐこの物件はいい!と判断できるようになり、購入意思をすぐに固めることができます。」
このようなやり取りがあって引き続き物件探しを継続することになりました。
弊社にマイホーム購入を託してくれたご縁に感謝し、このお客様が「ここに住みたい!」と思える戸建てを必ず見つけたいと改めて思いました。
また家を売る人にとっても、室内の状態によって売却時の価値は大きく変わってきますので、普段から家は綺麗に丁寧に大切に使う意識を持つことをおすすめ致します。
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