板橋区大山にあるオレンジの不動産屋アメニシティの日常
blog【大家さんQ&A】賃借人と同じ建物に住んでいる大家の心構えは?
大家様からのご相談。
「賃貸併用住宅に住んでいるので賃借人様と頻繁に顔を合わせます。大家としては普段どのように賃借人様と接していけばよいでしょうか?」
よく大家さんが同じ建物に住んでいる賃貸マンションがあります。
利害関係がある貸主と借主が同じ建物で生活するわけですから、日々の付き合い方も賃貸経営において重要になってきます。
今回は不動産仲介をやってきた経験をもとに、大家さん在宅賃貸マンションにおける大家さんが気を付ける事を少し書いてみました。
①共用部にやたらと大家さんの趣味・私物を飾るのは控えめに
部屋探しをしている方が内見の際にこのような状況をみると
「もしかして自己主張の強い大家さん?」
「自分の趣味・好みに合わないな。」
など、部屋とは別の部分でマイナスイメージになってしまう場合があります。
昔、お客様を案内した物件でおそらく花好きと思われる大家さんの意向で、エントランスのいたるところにパステルカラーの花がびっしり飾られていました。
これを見たお客様から
「ここに住んだら目がチカチカして心が休まりません。」
と言われ検討から外れました・・。
花を飾るならワンポイント程度に飾るくらいがイメージアップにちょうどいいですね。
②共同住宅のルール・マナーは大家さんも守りましょう
まれに大家さんの中でも自分の建物に住んでいるのだから自分は特別という感覚の方がいらっしゃいます。
ですが共同住宅に住んでいる以上、そこでのルール・マナーは全員順守することで秩序が保たれます。
これも昔あった事例ですが、ある入居者様から連絡があり
「上の部屋がバタバタうるさい!」
とよくある騒音クレームがありました。
いつも通り、騒音元を調べて注意しようと思ったら、実は大家さんのお孫さんが走り回っていたという・・。
大家さん自ら問題を起こすのは勘弁してほしいです(涙)
③借主様(入居者様)とは適度な距離感でお付き合いしましょう
同じ建物に住んでいるので顔を合わせる機会も多いと思います。
当然お互い挨拶はしましょう。
又、よく世話好きの大家さんが良かれと思って借主と積極的に仲良くなろうとするケースがあります。
ですがあまりプライベートに介入し過ぎると、それを窮屈と感じる借主様もいらっしゃいます。
現にそれが苦痛で退去した借主様もいます。
大家さんの立ち振る舞いとしての理想は
「何か相談事があったらささいな事でも言ってくださいね。」
という受けの姿勢です。
これぐらいが借主側からするとちょうど良い距離感です。
縁あって自分のマンションを気に入って住んでくれた借主を、自分の振る舞いが理由で退去されるのはとてももったいないです。
借主の住みやすさを考える事が安定した賃貸経営につながります。
ご参考までに。
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