板橋区大山にあるオレンジの不動産屋アメニシティの日常
blog洗濯機置場からにおう
管理物件の入居者様からよく言われる苦情のひとつ。
キッチン、洗面台、浴室、洗濯機置場などで「下水の臭いがする。」です。
本日も1件連絡があり状況確認をしたところ、こちらのお部屋では洗濯機置場(防水パン)からにおうとの事。
洗濯機置場からにおう場合、様々な原因が考えられます。
その原因を探るためには、入居者様へヒアリングするのが一番です。
●においは常にするのか?
●それとも決まった時間帯にするのか?
●においは何かをした時に発生するのか?
●それとも何もしなくても発生するのか?
上記の状況が具体的にわかると原因が見えてきて対応策も立てやすくなります。
今回の入居者様はドラム式の洗濯乾燥機を置いていました。
いろいろ聞いてみると、
「毎回乾燥機を使用した後に下水のにおいがする。」との事。
この場合、原因は乾燥機で使用した熱が排水ホースを伝わり、防臭トラップに溜まっている水を乾かしてしまう事によるものだと推測します。
排水口のフタ替わりになっている水がなくなる事で、下水のにおいが上がってきてしまうんですね。
乾燥機能が付いている全ての洗濯機で起きる訳ではないですが、乾燥性能が強いものほど起こりやすい現象のようです。
ではこれを改善する為にはどうすればよいか?
水が乾いてしまった排水口(防臭トラップ)にコップ2杯分くらいの水を入れてあげればにおいはなくなります。
よってこの症状は建物自体の不具合ではなく、入居者様の所有物から起因する不具合と判断し、対応策をお伝えして様子を見てもらう事となりました。
洗濯機置場からのにおいの原因は、特定するのが専門業者さんでも難しいようなので、まずはよく入居者様から状況をヒアリングして、ひとつひとつ対策を講じながら可能性を潰していくことが大切だと思います。
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