板橋区大山にあるオレンジの不動産屋アメニシティの日常
blog水道メーター脇の配管漏水
先日、管理物件の管理人さんから残念な連絡が・・。
「5階の廊下が水浸しだよ~。」
急いで行ってみたら、5階住戸のメーターボックス下から水が廊下に溢れている様子。
「5階の水道メーター辺りの漏水かぁ。」と思って、メーターボックス扉を開けてみると、天井から水がポタポタ・・・。
結果、6階メーターボックスの水道メーター脇の配管から漏水していました。
↑ここが漏水箇所です。
写真ではわかりづらいですが、結構水がシューシュー出ています。
早急に水道業者さんに修理を依頼し、来てもらいました。
これが漏水箇所の配管です。
約26年使用して老朽化で穴が開いてしまったようです。
水道業者さんの見解では、バルブと水道メーターの間の配管を交換すれば直ると聞いていました。
すぐに直るかと思いきや、バルブの接合部に蓄積された付着物が溝を埋めてしまっており、配管をなかなか回し込めない・・。
カッターやバーナーを使って付着物の除去を試みるがそれでも上手くいかない・・。
この作業をしている間はこの部屋の水は使えない状況・・。
なんとか本日中に復旧させなければ、しばらくトイレもお風呂も使えない・・。
いっそのこと今回の漏水箇所には関係ないバルブも交換してしまえば、スムーズに配管と接合する事ができるそうですが、その場合この住戸の縦ライン全てにつながっている給水管の元栓を閉める必要があります。
そうなると水が使用できなくなる住戸が増えてしまうので気が引けてしまいます・・。
ですが漏水に該当する住戸が、このまましばらく水が使えない状態が続く事は避けなければならない。
思い切って縦ラインの元栓を閉めて、急いでバルブを交換してすぐに縦ラインの元栓を開けば、そんなに他の住戸に影響は出ないのではないかと水道業者さんへ提案。
水道業者さん曰く、もしそれをトライしてバルブの反対側で接合している配管が破損してしまうと、代替えの配管が手元にないので、縦ラインの住戸全て水が使えない状態が1日続いてしまうとの事・・。
これもかなりのリスクです(汗)
夜が更けていくに連れて、このまま配管がうまく接合できないのであれば、何らかの決断をして入居者様に説明しなければならないなと思っていた矢先・・
とうとうバルブと配管の接合がうまくできたようで、無事に漏水箇所の配管取り換えが完了致しました。
結果的に入居者の方が長時間水を使えないという状況は回避できました。
いろいろな状況判断を考えさせられる1日でした。
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