板橋区大山にあるオレンジの不動産屋アメニシティの日常
blog水道局の貯水槽調査
本日は賃貸管理しているマンションの貯水槽調査が行われました。
水道局が委託している調査会社の方が来られて水の使用状況、水質調査、貯水槽の整備状況を調査します。
この建物の給水方式は「貯水槽水道方式」と言って、本管からの水を一旦地下の受水槽に貯めて、その後ポンプで屋上にある高架水槽にくみ上げて自然流下で各戸に給水する方式です。
調査員はまず、地下の受水槽の中を確認。
その後、屋上に上がり高架水槽の中を確認。
何をチェックしているのかというと・・
①水が適正の位置まで溜まっているか。
②タンク内に亀裂・破損・漏水箇所はないか。
③汚れや異物がないか。
④防虫網が破れていないか。
などを見ています。
最後に空き住戸の水道から水を採取し水質調査を行います。
調査結果は・・・
容量A、水質状況A、設備状況A。
しっかり管理されているとお褒めの言葉を頂きましたので、これからも入居者様にとって安心・安全な水を供給できます。
最近の建物では受水槽を置かずに本管からポンプで各住戸に直接給水をする「直結給水方式」が主流になっています。
この方式だと貯水槽に水を貯めないので、より安全な水を供給できるのと貯水槽の清掃・点検が不要となり水圧が強くなるのがメリットです。
「貯水槽水道方式」から「直結給水方式」にも切り替えることはできるそうですが、水圧が強くなる事で給水管が破裂して漏水するリスクもあるそうです。
なので具体的な検討は水道の専門業者さんに調査してもらった方が良いとのこと。
住んでいる方にとっては安心な水が出て当たり前ですが、その当たり前の水を常に供給する為には適切な維持管理が必要不可欠だという事を改めて実感しました。
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