板橋区大山にあるオレンジの不動産屋アメニシティの日常
blogときわ台駅がリニューアル
実は東武鉄道が2017年5月から駅舎のリニューアル工事を行なっており、2018年5月30日にそのリニューアル工事が完了しました。
その姿はまるで昭和にタイムスリップしたかのようです・・。
ときわ台駅が開業当時の姿を忠実に再現しました
まず驚いたのが、この駅が開業した1935年(昭和10年)ごろのデザインを再現してあるところです。
青色スペイン瓦の三角屋根や大理石の壁面はそのまま残し、破風板は開業当時の色を調査分析して同色で塗り直したそうです。
ちなみに開業当時の駅名は「武蔵常盤駅(むさしときわえき)」で、1951年(昭和26年)に「ときわ台駅」となりました。
「ときわ台」の自体もあえて今風でないところがこだわりを感じます。
幾何学的模様の石をちりばめた駅名板もかっこいいです。
今ではどこの駅でも当たり前になった自動改札機です。
ここだけは時代の最先端を感じますね。
私が子供の頃は、駅員さんが改札鋏(かいさつきょう)と呼ばれる道具をカチカチ鳴らしながら待ち構えていて、切符を渡すと一部を切り取られて通行できました。
ギャラリースペース「武蔵常盤小径」が新設
そして券売機の右横の外壁に新たにできたのが、ときわ台駅及び常盤台住宅地の魅力を発信する為に作られた、ギャラリースペース「武蔵常盤小径(むさしときわこみち)」です。
これはすごい!
常盤台に住んでいた人には懐かしいだろうし、常盤台を知らない人にはその歴史や素晴らしさが伝わる、まさに東武鉄道渾身の力作ですね。
板橋区教育委員会や、常盤台の景観を守る会の方々から資料提供の協力もあったそうです。
駅構内のトイレも新しくなりました
今まではお世辞にも綺麗とは言えなかったトイレも、場所が変わり新しくなりました。
車椅子利用者の方にも使いやすいようにスペースが広く取られています。
常盤台の街並みは地元住民の協力で維持されています
今回の駅舎リニューアルの姿が物語っているように、常盤台という街はこれまで築き上げてきた歴史や景観を、これからも守り続けていこうという住民の意識が高い街です。
閑静な住宅街、環状の散歩道(プロムナード)、袋小路のサークル(クルドサック)など常盤台らしさのある街並みに、住民の皆様の愛着がひしひしと感じられます。
これからも変わらない良さを感じられる街であって欲しいです。
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