板橋区大山にあるオレンジの不動産屋アメニシティの日常
blogエアコンから水が垂れる3
先日も管理物件の入居者様から連絡があり、
「エアコンから水が垂れてきます。」
との事で対応をしていました。
毎年冷房を使用する人が増えてくると起きがちなクレームです。
今回は2ヶ所から漏水しているとの事。
この建物は賃貸管理を委託されてまだ1年くらいで、今までエアコンの不具合についての対応はした事がありませんでした。
なので入居者様にまず電話でエアコンや室外機の状況をヒアリングしました。
まずエアコンから漏水する原因として、最も可能性が高いのはドレンホースの詰まりです。
今回はドレンホースを一度入居者様に見てもらおうと思い、
「バルコニーに室外機とその脇にドレンホースはありませんか?」
と聞いたところ、
「バルコニーに室外機がありません。」
と言われてしまいました。
再度確認の為、入居者様にバルコニーの動画をメールで送ってもらいましたが、確かに室外機がありませんでした。
他にもいくつか確認したいことがあったのですが、これ以上入居者様のお手を煩わす事は控えた方がいいという事と、仮にこのあと弊社だけで訪問しても再度後日に専門業者に見てもらう事になりそうな状況でしたので、この時点でエアコンのメーカー修理を手配しました。
エアコンメーカーと入居者様で訪問日時を決めてもらい、本日がその訪問日でしたのでそこに弊社も立ち会わせてもらいました。
まずエアコン、室外機、ドレンホースの位置関係ですが、エアコンがついている壁の真裏から配管が通っており室外機は屋上にある状態でした。
肝心のドレンホースはエアコンから下に伸びて途中から横に曲がり、縦に伸びている雨水管に横から刺さっていました。
この状態は初めて見ました笑
上記を踏まえ今回のメーカーの対応
①ドレンホースを雨水管から抜いて、ホース内のヘドロを除去。
ドレンホースが横になっている個所に水が溜まりやすく、それが埃などと混ざりヘドロ状態になって水の流れを遮り逆流させていた。
②ドレンホースを横から雨水管に刺していると、大雨が降った時に雨水管の中は雨水で飽和状態になる。
するとドレンホース内の水が雨水管に流れずオーバーフローを起こし逆流するので、ドレンホースを下に垂らした状態にしました。↓
②に関しては入居者様も
「大雨が降るとエアコンからの水漏れもひどくなる。」
と言っていましたので、まさにこれが原因だったという事です。
とりあえず本日のメーカー対応でエアコンからの漏水は収まったようなので、入居者様にはこれで様子を見てもらう事なりました。
メーカー修理など専門業者を手配すると管理会社は作業をほぼ見てるだけになります。
ただし不具合の原因は何か?今どういう状況でどのような対策をしたか?を、実際に見たのと報告だけ受けるとでは理解度に格段の差が出ます。
今回も現場に立ち会った事で経験値が増えて、今後他で同じような不具合が起きた時にもっとスムーズな対応ができると感じております。
全ては貸主様、借主様の為になると思いこれからも経験を積んで参ります。
板橋区に地域密着の不動産会社 株式会社アメニシティ
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