板橋区大山にあるオレンジの不動産屋アメニシティの日常
blogエアコン不具合。修理か交換か
管理物件の入居者様からエアコンの不具合でご連絡がありました。
すぐにお部屋にお伺いして状況を確認。
●状況
冷房も暖房も風が極端に弱い。風量を強にしても変化なし。
●エアコンのスペック
10帖用で2002年製(15年経過)
年数的にエアコン交換でも良いかとも思いましたが、貸主様に判断を仰ぐ為には修理の選択肢についても検証する必要があります。
そしてすぐにメーカーへ調査依頼をしたいところですが、今回の場合、交換の可能性もあります。
調査員を呼んで「製品が古い為、部品在庫がなく修理はできません。」と言われてしまうと、何も改善されずに出張料約6,000円~7,000円だけがかかってしまいます。
そこで今回はまず電話でメーカーに連絡し、現在のエアコンの症状を伝え、不具合についてのおおまかな原因をヒアリングしました。
するとメーカーから教えていただい不具合原因の可能性は以下3つ。
①モーターの不良
②モーターの軸の不良
③制御装置の基盤の不良
そのうち実際に調査して②と③が原因だった場合は、部品在庫がない為、修理はできないとのこと。
そして①が原因だった場合、モーターの交換代金として約30,000円前後がかかるとのこと。
またもうひとつ言われたのは、仮に①が原因でモーター交換をして直ったとしても、製品の経過年数からして他の箇所での故障がいつ起きてもおかしくないという事です。
上記内容を踏まえて貸主様と協議し、今回はメーカー修理対応ではなく、新品のエアコンに交換することになりました。
修理して一時的に直っても、またすぐに交換しなければならない可能性が高いというのが理由です。
始めから交換で進めればいいのでは?という意見もあるかもしれません。
しかし費用が安い修理で直る可能性を検証せずに、なんでもかんでも費用が高くなる交換を貸主様に進めるのは、信頼される賃貸管理ではないと考えます。
どんな仕事でもプロセスが大切です。
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