板橋区大山にあるオレンジの不動産屋アメニシティの日常
blog消防用設備点検
先日、管理物件の消防用設備点検が実施されました。
法定点検として一般的な共同住宅は、機器点検が6ヶ月に1回、総合点検が1年に1回、消防署への報告書提出が3年に1回と決まっています。
賃貸マンションの場合、消防用設備点検は貸主か管理会社から点検業者に依頼するケースが多いです。
点検までの準備としては、実施日に点検業者が室内にも入室しますので、実施日の1~2週間前に入居者様へお知らせを通知します。
※実際には当日訪問しても留守で入室できない事もよくあります。
点検業者曰く、最低でも1住戸以上の消防用設備を点検できれば点検報告書としては成り立つようです。(もちろん全住戸で点検ができるに越したことはありません。)
管理会社としては空き部屋の点検ができるように鍵を開けて立ち会います。
熱を与えて自動火災報知機の作動確認。
バルコニーに避難ハッチがある場合、正常に使用できるかの確認。
今回初めて避難ハッチが開いてハシゴが伸びていくところを見ました。
こういうのはいざ自分が使用する時の為に大事ですね。
その後、共用部の消防用設備として屋内消火栓設備、消火器、誘導灯、連結送水管などをくまなくチェックします。
点検後、たまに指摘を受けるのが共用部に置いてある消火器が有効期限を切れているとの指摘です。
消火器にも有効期限があって10年と定められています。
10年を過ぎた消火器は、交換するか耐圧性能点検(水圧試験)をする必要があります。
実際10年を過ぎた消火器が急に使えなくなる訳ではないのですが、万が一の火事に備えて決められた規定を順守するのも大家様・貸主様の仕事の一つです。
そしてその重要性を大家様・貸主様にしっかり説明し理解してもらう事が我々管理会社の仕事でもあります。
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