板橋区大山にあるオレンジの不動産屋アメニシティの日常
blog貸主と借主の信頼関係
賃貸借契約の期間満了が近い借主様へお知らせを通知していました。
その方から連絡があり「更新させていただきます。」とのご返答あり。
「ひとつお願いがあるのですが、可能であればエアコンをもう1基付けてもらえないでしょうか。」との事。
こちらのお部屋は2DKで、もともと1部屋だけにエアコンが付いている状態でお借りしていただいておりました。
借主様はその1基のみで現在まで住んでいました。
貸主様に相談した結果、快くご承諾をいただきました。
貸主様が承諾した判断基準は2つ。
①こちらの借主様は今回2回目の更新で、今まで家賃も期日までにきちっとお支払いされていて入居マナーも最高に良い方なので、貸主様が長く住んで欲しいと思ったから。
②エアコンは今後も長期に渡り、設備として使えるから。
結果・・・
賃貸において貸主と借主の信頼関係は大切です。
信頼関係が築ければ上記のような交渉もまとまる可能性は高まります。
では同じ建物内に貸主が住んでいない場合、どうやって信頼関係が築けるのでしょうか?
最もわかりやすいのは毎月の家賃の支払いです。
契約で取り決めた支払い期日をしっかり守る。
これを2年、4年、6年と続けると貸主の信頼度は高まります。
期日を守るなんてことはごくごく当たり前の事なのですが、こういうところで最も人間性がでます。
①期日までに必ず払う。
信頼度100%
②事情があって遅れる場合、期日前までその旨を連絡しいつまでに払えるかを伝える。
信頼度80%
③何の連絡もなく1~2日遅れて支払う。
信頼度50%
④貸主や管理会社から督促されてようやく払う。
信頼度20%
⑤督促の連絡を無視。自分の都合で払う。
信頼度0%
当然ですが④~⑤ぐらいに当てはまる借主様が、更新時に都合の良いお願い事をしたところで貸主は応じる可能性は低いでしょう。
なぜなら信頼度が低いので別に気に入らないのなら解約してもらって構わないと思っているからです。
逆に①~②のような借主様なら是非更新してもらいたいと貸主様も思っていますので、多少のお願い事は前向きに検討してくれる可能性が高いです。
毎月の信頼の積み重ねが数年後に大きなメリットになる事を借主様には知っていただきたいと思います。
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