板橋区大山にあるオレンジの不動産屋アメニシティの日常
blogエアコンから冷風が出ない
東京都23区内でこの5年間、熱中症で死亡した人の9割が屋内で亡くなっているそうです。
そしてその8割がその部屋にエアコンが設置されていなかったか、エアコンは設置されていたが作動させていなかったそうです。
エアコンが生命を左右するほどの暑さだという事ですね。
気を付けましょう。
弊社でも管理物件の入居者様からエアコン不具合の連絡が数件きております。
先日は「冷房を付けても風が冷たくならない。」との連絡でした。
このエアコンは2015年製でまだ古いと言われるほどではありません。
4年前に貸主様が家電量販店で買ってその指定業者が取り付けたものです。
取り急ぎ当時購入した家電量販店に連絡し指定業者が調査に来ました。
調査の結果、冷媒配管をつなげる為のユニオンジョイントというアダプタからガスが漏れていることが原因でした。
本来でしたらこのユニオンジョイント部分のみを修理して終わらせるのですが、実はこのエアコン、設置から4年の間で2回同じようなガス漏れで冷風・温風が出なくなっています。
そしてその都度指定業者が直しており、今回は3回目だったので今後このような事が当分起きないように冷媒配管の全てを交換してもらいました。
ちなみに同じ不具合を繰り返すような業者に、なぜ毎回依頼するのかというと理由があります。
エアコンの室内機や室外機自体の修理はメーカーが対応してくれます。
ですが室内機と室外機をつなぐ冷媒配管の取付けに関する不具合は、取付業者の責任となりメーカーは対応してくれません。(全てのメーカーがそうかは不明です)
また、街のエアコン販売取付業者に修理を依頼しても、他社の施工ミスに関する修理は責任を負えないという事で断られてしまいます。
今回は最初に取り付けた業者が分かっていたのでまだ良かったですが、最初に取り付けた業者が分からないエアコンがもし冷媒配管部分の不具合になった場合、修理してくれる先がないのでエアコンを買い替える選択肢しかなかったと思います。
管理会社の立場としては借主様の為に一刻も早くエアコンを正常通りにしてあげたいのですが、貸主様がお金を払う為、修理や交換の必要性を明確にしなければなりません。
この辺の段取りスキルは経験の中で磨き上げていくしかないと思っています。
賃貸管理は日々勉強です。
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