板橋区大山にあるオレンジの不動産屋アメニシティの日常
blogエアコンから水が垂れる2
先日から重なっているエアコン不具合案件のひとつ。
管理物件の入居者様から
「エアコンの冷房をつけると下側から水が垂れてきます。」
との事。
状況確認したところ、確かに同じ場所からポタポタ出てます。
エアコンから水が垂れる場合にまず疑うのはドレンホースのつまりによる水の逆流です。
それを解消するためにドレンホース用のサクションクリーナーを使い、つまりを吸引してみました。
しかし今回はつまりらしき物がありませんでした。
となると室内機の中に原因がある可能性が高いと判断し、弊社からメーカーへ連絡して出張修理を依頼しました。
後日、メーカーの修理担当者が訪問し調査開始。
エアコンのカバーを外し問題の切り分けをしていきます。
エアコンの左側面に付いている側板という部品を外してみると・・・
ホコリが溜まっています。
修理担当者が言うには、冷房を使用するとフィルターの内側にあるフィンから水が発生します。
その水はエアコン下の受け皿を通り、ドレンホースを伝って室外に排出されます。
今回は側板という部品に長年蓄積したホコリが障害となり、水が室内機の外に漏れていました。
側板のホコリを専用クリーナーで拭き取り綺麗にして装着したところ、無事に水漏れが治まりました。
この作業でメーカーに払う金額は出張代・作業代合わせて9,000円ぐらいです。
水漏れの原因はホコリでしたが、今回は借主様がご自身で掃除できる容易な箇所ではなく、メーカーが分解して取り出すような箇所のホコリによる不具合でした。
よって今回は借主様の過失ではなく、貸主様の設備維持責任として費用のご負担をご理解して頂きました。
賃貸物件の不具合の原因を確認し、費用負担の理由を貸主様・借主様に説明するのも管理会社の大切な仕事です。
板橋区に地域密着の不動産会社 株式会社アメニシティ
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