板橋区大山にあるオレンジの不動産屋アメニシティの日常
blog賃貸物件のゴミ置場について
お客様が賃貸物件を探す際に要チェックポイントのひとつに「ゴミ置場」があります。
マンション、アパートのゴミの捨て方は主に3通りあり、それぞれによって便利さがだいぶ違います。
①集積所に捨てる
小規模の賃貸マンションや賃貸アパートの場合、敷地内に専用のゴミ置場がない物件が多く、指定のゴミ集積所に決められた日、決められた時間までに出す事になります。
借主にとっては指定場所まで少し歩いたり、いつでもゴミを出せないので不便さを感じる事があります。
貸主にとってはゴミに関する維持管理、清掃の必要がないので楽です。
②ゴミストッカー
主に小規模から中規模の賃貸マンション、賃貸アパートに完備されています。
借主にとっては入居者専用のゴミ置場なので、捨てに行く時は近くて便利です。
ただしゴミを出すのは原則、収集日の朝と決められています。
貸主にとってはゴミストッカーの清掃や、分別できていないゴミの対処、外部からの不法投棄に対応しなければならない手間があります。
③敷地内に専用のゴミ置場
比較的規模が大きい賃貸マンションや分譲マンションにある区画されたゴミ置場です。
借主にとっては24時間いつでもゴミを捨てられるのが喜ばれます。
中にはこれを必須条件として部屋探しをされる方もいるくらいです。
貸主にとっては成約の売りになる魅力のある設備ですが、決められた日にゴミを集積所に出したり、ゴミ置場の掃除などを自分でやるか誰かに委託する必要があり、手間やコストがかかります。
上記からわかるように借主と貸主の満足度は相反します。
借主が便利と思える設備がない。(借主不満)
↓
貸主に手間とコストがかからない。(貸主満足)
借主が便利と思える設備がある。(借主満足)
↓
貸主に手間とコストがかかる。(貸主不満)
賃貸経営で大切なのは上記構図の真ん中にあたる借主も貸主もちょっとずつ満足のラインを調整しながら満室を維持していく事ではないでしょうか。
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