板橋区大山にあるオレンジの不動産屋アメニシティの日常
blog新築でも部屋が満室にならない時代
都内の新築賃貸マンションが半年以上経っても満室にならないそうです。
この状況は弊社が主に営業している板橋区でも10年くらい前から顕著に表れています。
特に多いのは単身者用住戸(1K・1R)がメインのマンションです。
よくあるパターンとしては・・
新築で完成する。
1~2ヶ月以内に全戸のうち6~7割が成約する。
残りの住戸が少しずつ成約しながら半年ぐらい経つ。
その後募集条件を変えながら、なんとか1年経つ前くらいに満室になるような感じです。
ですが満室になっても数ヶ月後ぐらいに新築時に入居した方から解約の連絡があったりして、なかなか満室状態を維持できている期間は短いのが現実です(涙)。
なぜこのような状況が起きてしまうのか?というと、まさに単身者用住戸が供給過剰だからです。
部屋を借りようとしている人の数に対して、明らかに住戸の数が多すぎという事です。
それなのに今でも単身者用マンションが作り続けられている理由は何かというと、都内にはファミリータイプのマンションを建てられるような広い土地が少ないという事です。
ですので必然的に小さい土地でもマンションを建てられるワンルームマンション会社が土地を買い、単身者用マンションを建築し、不動産投資家に1棟で売却したり分譲していく流れとなっています。
賃貸マンションを借りようとしているお客様と仕事をしている私達からすると、紹介できる物件が増えるのはいいのですが、もっとお客様が望む間取りの賃貸物件が増えてもらえるとありがたいと思っています。
例えば、今ですと2LDKや3LDKの賃貸物件がまだまだ少ないですが、このようなファミリータイプの間取りを賃貸で探している方が増えています。
このようにお客様のニーズにあった物件がもっと増えてくれば空き家も減ってくるのではないでしょうか。
求めている人に求められている物を提供する事が大切だと考えます。
板橋区に地域密着の不動産会社 株式会社アメニシティ
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